So-net無料ブログ作成

首折り男のための協奏曲:伊坂幸太郎 [Book]

最後に彼の作品を読んだのは1年以上くらい前かな?
その時に読んだ本のタイトルは忘れた。
久しぶりの彼の作品は、なんだか肩の力が抜けていて楽しい。
上手くなったなぁと思う。
なんてのかな、言葉がスムーズに流れてる。
お話の組み立て方がトリッキーなのはあいかわらずで、最後のページでやられたと思うのは楽しい瞬間だ。
この作品集の中には、(いつものように)映画の話が出ていて、5作目の「月曜日から逃げろ」の中に逆回転の映画として、「ペパーミント・キャンディー」があったりしてすごくうれしかったな(他には「アレックス」「メメント」もあって、「二人の5つの分かれ路」のみ未見)。
まだ途中までしか読んでないんだけど、この人は西嶋君(砂漠)に似てるところというか、同じ側を見てるよなと思う。
他には、思わずメモしそうになったのが、「人間らしく:P149」でウクライナの諺をローレンツが引用した「軍旗が翻ると、理性がラッパを吹き鳴らす」の一節がおもしろかった。
「熱狂こそが、攻撃性を生み出す。そして一番、熱狂を生み出すために簡単なのは」黒澤は表情を崩さず、言う。「敵を作ることだ。俺たちはこのままではやばいぜ、このままだとやられてしまうぞ、と恐怖を煽る。怒りは一過性だが、恐怖は持続する。恐怖に立ち向かうために、熱狂が生まれる。さらに言えば、敵自体はいなくてもいいんだ。ローレンツも言っている。架空の敵を用意して、旗を振れば、理性がラッパを鳴らす。そう言う仕組みだ」

で、他にも読んでない本があるかもしれないと調べてみると、「ジャイロスコープ」を読んでなかった。
今度図書館で借りよっと。
さっき読み終えた「首折り男の.....」も実は図書館で借りてきた本で、最近は図書館で本を借りることが多くなりました。
で、読んで手元に置いておきたいなと思った時は、本屋さんで買っちゃうんだけど、今はほとんど借りることが多いです。

<おまけ>
映画、「ペパーミント・キャンディ」のことだけど、これは韓国の映画で、僕の好きな韓国映画のうちのひとつ。
この映画と「オアシス」(ともにムウ・ソリが主演女優)、それからキム・ギドクの映画は大好きですね。

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0