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色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年:村上春樹 [Book]

村上春樹が、ノーベル文学賞を受賞するかもしれないと言われ始めた頃に発表された「アフターダーク」「1Q84」をまだ読んでいない。
とても天邪鬼な読者である自分は、ひとつのブランドになってしまった村上春樹の作品を、以前のように熱心に読む気がしなくなったからだ。
そんなわけで、「色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年」は自分にとっては「海辺のカフカ」以来の作品となる。
久しぶりに読んだ村上春樹は、(正直に言おう)ちょっと縮んだような感じがした。
収まりが悪く、(フィンランドまで行ったとしても)意外性のある拡がりが感じられない。
独特の比喩にもキレがないように思う。
フィンランドから戻ってからもやたら長く、なかなかおわんないなぁと思った。

「色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年」を読み終わった自分はD・ベニオフの「卵をめぐる祖父の戦争」を読んでいて、「色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年」を読む前はC・マッカーシーの「ザ・ロード」を読んだ。
....自分でも、無節操な読み方だとは思う。
もし、「ザ・ロード」を読む前に「色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年」を読んでいたら、もっと違う読み方をしただろうか?
それとも、「卵をめぐる祖父の戦争」を読まなかったら、違う感想を持っただろうか?

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
村上 春樹

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