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ザ・コーブ:ルイ・シホヨス(未見) [Cinema]

久しぶりに映画の事を書こうかと思うんだけど、未見だったりする。

この映画は上映するとかしないとかで、「靖国 YASUKUNI」の上映の時の事を思い出した。
日本内では、上映に反対する雰囲気が強そうだけど、個人の意見としては上映はするべきだと思う。
上映された映画を見て、(メディアの意見に左右されるのではなく)自分の感想をしっかり持てば良いんじゃないかと思う。
いかにドキュメンタリーとはいえカメラを向けた瞬間から、そこに制作者の意図は介入する。
この映画では隠し撮りがどーのこーのと言われているが、それも制作者の大いなる意図の現れだと思っている。
もちろん、その制作者の意思は編集段階でも現れる。
今回の場合は、メディアを通じて撮影や編集の方法が(あまりにも)意図的であったと僕たちは知っている。
少し下がって見てみると、映画ってのは劇映画であれドキュメンタリーであれ、そんな風に意図的に作られているのだと知る良い機会になったんじゃないかと思う(意図しない映画なんてレンズキャップをつけて撮影するしかないかな、ま、それもひとつの意図ではあるけれど)。
そう、編集されたものを真実だと思い込んではいけないという事だ。
現実も編集次第では真実ではなくなるという事だ。

それから、上映反対の抗議行動をしている人たち。
上映されている映画を見る機会を僕たちから奪わないでほしい。
「ザ・コーブ」は言論の自由かも知れない。
抗議活動も言論の自由かもしれない。
でも、僕たちから映画を見る自由を奪うような事はしないでほしい。
反日だから上映するなってのは、自分たちに都合の悪いものは排除しろってことだよね。
自分たちにとって都合の良い事ばかりを求めていても、世界は見えないんじゃないんだろうか?
違う考え方を認めないというのは、「ザ・コーブ」を製作した人たちと同じだよね。

ところで、牛や豚は食べても(あるいは食べるという目的のためだけに飼育しても)かまわないのに、どうしてイルカを食べちゃいけないんだろうか?
映画の内容がどうのとか、イルカを食べる事がこうのってことよりも、異文化に対するおせっかいをもう少しどうにかしてほしい。
異なる文化をもっと冷静に受け入れる事はできないのだろうか?

もひとつ。
この映画は、第82回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した。
つまり、それがイルカ漁に対するアメリカ人の一般的な印象であり、異文化に対する認識だと思う。
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