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ゆふいん 文化・記録映画祭:2日目 [Cinema]

上映した作品は、「松川賞受賞作」の4本を含む全6本。

「お父さんとわたしの海」
静岡県伊東市で面潜漁を営んでいる夫婦の映画。
ご主人が船を操り、その下で奥さんが潜ってサザエやアワビを採る。
潜っている時間は1回で約2時間、5月から11月までの間、漁をする。
その間夫婦をつないでいるのは一本の命綱だけで、その綱を通してふたりは会話をします。
いのちを預ける妻と預かるご主人、見てると仲も良さそうだし、本当に信頼しきっているのがよくわかる。
伊東市での面潜漁は、かつては盛んだったそうだが、いまではこのふたりだけになってしまったそうだ。
どちらかと言うと面潜漁の映画と言うよりも、夫婦の映画って感じがする。
うらやましいふたりだったな。

「大善寺玉垂宮の鬼夜」
日本三大火祭りのひとつである鬼夜の綿密な映画。
その準備の段階から、当日までを追った映画で、製作したのは九州国立美術館。
本当に細かく記録をした映画なので、おそらくこのお祭りが行われる久留米市の人が見てもおもしろいはず。

「福祉番長!」
31歳、体重100キロ、リーゼント。
この米澤さんが経営している会社は滋賀県大津市にあり、8人の障害者と一緒に仕事をしている。
米澤さんのみんなの中での位置が良いなぁと思う。
人を信頼するとか、もう一度考えてしまった。

「前事不忘 後事之師」
かつての大戦中に731部隊の少年兵として中国に渡った人の映画。
731部隊と言うと森村誠一の「悪魔の飽食」が有名だけど、自分はその731部隊の事をすっかり忘れていた。
その事を知っていても忘れてしまっては意味ないなぁと思った。

「平成 熊あらし」
この映画の後に上映された「又鬼 マタギ」と一緒に見るとおもしろいです。
東北(秋田/青森)でかつてはそれを生業として生活をしていた猟師、マタギの当時の様子と今の様子を伝える。
かつての猟場(?)は白神地区で現在は世界遺産に指定されている。
そのためにマタギ小屋を作る事もできずにいる現代のマタギは、マタギの狩猟の対象となっていた熊の現代の実態に似ていると思った。
熊は人に、マタギは文化に追いやられている感じがする。
マタギは熊を捕ると、そのすべてを利用する。
食料や薬、生活の道具として肉、内蔵、革(決してインテリアとしてではなく)を利用する。
これは鯨漁とも共通していて、日本人は動物に対して敬意を払う民族なんだなと思った。
今日見た中で一番おもしろかった。
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